LAPUAN KANKURIT
「ラプアの織り手たち」を意味するラプアン カンクリ。その名の通り、フィンランドの西部にある人口15,000人ほどの小さな町、ラプアに位置します。
誕生秘話は今から約100年前まで遡ります。ラプアは昔から小さな町工場がたくさんあり、木工、テキスタイルなどの手仕事が盛んでした。物資がなく、一般家庭で毛糸や麻が作られていた時代に、廃材と自分で紡いだ毛糸で作られたフェルトブーツからその歴史は始まります。
その後、息子や兄弟たちが事業を継ぎ、1973年、「ラプアン カンクリ」という名の会社が設立されました。現在の経営者は4代目となり、リネン生産の専門知識やマーケティング力が加わって、国際的に名高いテキスタイルブランドに飛躍しました。そして現在、暮らしに寄り添うようなテキスタイルをラプアから世界に届けています。