artek

【予約販売】Artek(アルテック)/ 41 アームチェア パイミオ ホワイト ラッカー

¥607,200

この商品は3〜5日以内に発送予定です。

※商品の納期はshopにお問い合わせください。納期6−8ヶ月

デザイナー:アルヴァ・アアルト
年:1932

いつの時からか私達の暮らしに当たり前のように存在しているアームチェアのデザインに、軽やかで有機的なカーブを描くフレームを組み合わせた「41 アームチェア パイミオ」は、家具デザインの歴史に衝撃と革命をもたらしました。ゆるやかなカーブを描く背もたれと座面を兼ねる合板は、弾力性があり腰かける人の体を受けとめてくれます。木材は時間の経過とともに変化し、それぞれの個性に応じて歪みが生じてくるため、41 アームチェアパイミオが生まれた当時から、肘掛けを兼ねたフレームは、分厚いひとつのフレームを半分に分割して両端に設置する方法で製造されています。そのため、時を経ても、座面を両端で支えるフレームのバランスは崩れないのです。1932年、フィンランド、パイミオの結核患者のための療養所のためにデザインされた41アームチェアパイミオは、現代においてもアルヴァ・アアルトの傑作のひとつとして数えられています。

サイズ:W60 D80 H64 SH33 cm
素材:バーチ材 ラメラ積層合板曲げ加工、バーチ材成形合板

 原産国:フィンランド 

Artek
 アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立されました。
アルテックという社名は「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」という1920年代に沸き起こった国際的なモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語です。モダニズムが目指したのはこれら2つの領域を融合させ、新たな実を結ぶことでした。テクノロジーはアートを取り入れることで洗練されたものとなり、アートはテクノロジーの力で機能的で実用的なものになると信じていました。アルテックの創業者たちも同じ思いを社名に込めたのです。
創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けています。

Designer:アルヴァ・アアルト
最も影響力を持った20世紀の建築家の一人であり、建築評論家のジーグフリート・ギーディオンが「北欧の賢人」と例えたアルヴァ・アアルト(1898-1976)は、フィンランドのクオルタネに生まれました。生涯、アアルトは200を超える建物を設計し、そのどれもが有機的なフォルム、素材、そして光の組み合わせが絶妙な名作として知られています。建築は家具と補完し合うものと考えていたアルヴァ・アアルトは、自身が設計した建築に合わせておのずと家具のデザインも手掛けることになります。1931 - 32 年、パイミオのサナトリウムのために開発した最初の家具デザインは世界的な注目を集め、1935年、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがデザインする家具、照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的にアルテックを創業しました。アルヴァ・アアルトが生み出した有機的なフォルムは、のちの建築家の手本となり、彼のデザインした家具やガラスアイテムは北欧デザインが世界に広まる上で大きな役割を果たしました。建築家としてだけではなく、プロダクトデザイナーとしても高い評価を得たアアルトのプロダクトは、合理性を考えたパーツのスタンダード化、新しい曲げ木の技法の開発など、量産を念頭に置いた先進的な考えが取り込まれていました。

日常に使うものこそ美しく、心を満たすデザインでなければ-私たちアルコデザインは考えます。 例えば北欧スタイルのように、使う人の立場に立って、暮らしのデザインと真剣に向き合ってきた姿勢は、機能から生まれる美と自然との調和です。

こちらもオススメ

最近閲覧されたもの